地図って楽しい、地図って便利。リンクと取材で 目的別・用途別のあらゆる地図を集めました。 |
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地図プリカの楽しみ
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地図グッズを集める中で定番のものに切手や絵葉書があるが、地図プリカ もなかなか面白い。南武線開通60周年記念のオレンジカード(国鉄時代) のように、前回紹介した吉田初三郎の鳥瞰図をデザインに採用したものも あれば、信州イラストマップや能登半島マップのように可愛いイラストマ ップを採用したもの、新都心まくはりのようにパース図を活かしたものま で多彩だ。 地図切手の場合もそうだが、小さな空間の中で表現された地図の世界は、 同じ絵を原寸(実物大)で観る場合と、同じものなのに同じように感じな いという、不思議な感覚に陥る。 切手図案は切手だけのオリジナルなデザインもの(特に外国切手)が多い ように思うが、プリカの場合はどうなんだろう?観た限りは、一般に駅前 などにある観光案内図よりも簡略化して描かれたオリジナルデザインのよ うに見受けられる。 戦前の鳥瞰図ブームの際、鳥瞰図を描く人々は鳥瞰図絵師と呼ばれたが、 現代のイラストマップを描くのは、地元のイラストレーターが大半。それ も地図を描く技術ではなくイラストを描くのだがら、地図としての魅力に は欠ける場合も多い。 しかし、それでも小さな地図プリカには魅力があるのだ。 ネットオークションも含め、ホームページで紹介される縮小された地図画 像は魔物だ(笑)。実物を手にしたり観たりした時のギャップに驚いたの は一度や二度ではない。けれど、地図プリカのような大きさであれば、最 初から実物と同じく確認することができる。 どの1枚をとっても、作り手の感性と企画者の意図、そして時代背景が含 まれていると思うと、使用済みのプリカがさらに輝いてみえてきた。 ひと頃のようにテレカ等が蒐集品として重宝されなくなったが、それはア イドルや企業モノのほんの一部の話。地図プリカは別格だと思いたい。 ◎地図プリカの一部をネットギャラリーへアップ! http://www.asocie.jp/map/card/top.html (2003年6月7日記) |
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