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第1回 わかりやすい案内図を描くコツ
第1回目は「わかりやすい案内図をかくコツ」です。

たとえば知人を自宅に招待する時、道ばたで「○○へはどう行けばいいですか」と尋ねられた時、飲み会の幹事になり「場所はココですよ」と説明する時…。様々なシーンで案内図は大活躍!

 今では電子地図ソフトや携帯の地図配信技術などの普及で、簡単にパソコン等で必要な範囲だけ切り取って案内図を作成することもできます。
 しかし、そういう地図って必要以上に情報量が多く「なんかごちゃごちゃして見づらいなぁ」と感じることはありませんか。「もっとシンプルでいいのに」という場合ならまだしも、場所によっては拡大図ではどこなのか全く判らない場合もあります。

 手書きで描く地図でも、パソコンソフトで描く地図でも、コツさえ押さえて描けば、とても判りやすいものとなります。

 それでは、次の案内図を見てみましょう。

マップ博士
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わかりやすい案内図とは?
 左の案内図(1)はどうですか?一見とても判りやすそうですが、あれ?現地に行ってみると駅の出口は二つあるし、最初の交差点はどこまで行くとあるんでしょう?それに目的地までどれだけ距離があるかも判らない…。

 そうです。案内図を判りやすく描くコツの第1は「案内される人の立場で描く」ことです。土地勘がある人に対しての地図と無い人に対しての地図は、当然違ってもいいですし、複数の人に案内するなら土地勘は無いと想定して描くこと!これを踏まえて描き直したのが(2)です。


 これならきっと皆さん判ってくれることでしょう。以下、案内図の作成ポイントを書き出してみました。
わかりやすくなったね。

★ 案内図の作成ポイント ★

1. 駅などで複数の出入り口がある場合は、「北口」「南口」などと明記する。
2. 線路や道路の端には、○○より(自○○)、××へ(至××)と方向がわかる表示をする。
3. 道路のカーブは極力省略しない(そのカーブ自体が目印になるため)。
4. 交差点は信号の有無を表示する(交差点名などが判るとさらに良い)。
5. 看板や目立つお店などを目標物に入れる(多すぎると逆効果!)。
6. 交差点付近には必ず目標物を入れる。
7. 道順を矢印で表記する(曲がり角など複数の行き道がある場合)。
8. 「所用時間○分」と明記する(距離の目安にもなる)。
9. 歩く方向に沿って描く(北が上という決まりにはこだわらない)。
10. 道路の道幅を「広い道」「中ぐらいの道」「狭い道」等2〜3種類で使い分ける。

 いかがですか。まず相手に正しいスタート地点を教え、迷わないように最低限の情報を書き加えれば、きっとあなたにも簡単に案内図が描けます。カーナビを持っている方は、これらの要素がカーナビ機能に盛り込まれていることにお気づきですね。

 案内される人が不安に思わない気配りが、あなたの魅力アップにつながるはずです。

(地図の学校:第1回 文責/地図ディレクター 益田勇)2002.07

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